柴崎は「日本のイニエスタ」 レアル相手の華麗な2発で世界に轟く“鹿島10番”の名声

クラブW杯決勝での2ゴールに、英紙も「お前は誰だ?」と特集

 レアル・マドリード相手の2得点によって、「GAKU SHIBASAKI」の名前が海外メディアを賑わせている。英紙「ザ・サン」は試合終了からほどなくして、鹿島MF柴崎岳を「日本のアンドレス・イニエスタ」として紹介している。

 柴崎は18日に行われたFIFAクラブワールドカップ(クラブW杯)決勝のレアル・マドリード戦で1点ビハインドの前半44分に、左足の正確なシュートでサイドネットを揺らすと、後半7分にはエリア外からまたも左足で強烈なミドルシュートを叩き込んだ。

 試合は延長戦にまでもつれ込む激闘となったが、ハットトリックを決めたポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの活躍によってレアルが4-2で勝利を収め、クラブ世界一の称号を手にした。主役の座はロナウドに奪われたが、欧州王者を相手に個人技の高さを見せつけた柴崎の名が世界中に知れ渡るには十分なパフォーマンスだった。

 記事では「お前は誰だ?」と、一躍注目の的となった柴崎について特集。「日本のアンドレス・イニエスタについて知っておくべきこと」と大々的に取り上げている。年齢や身長、ポジション、利き足といった基本情報はもちろん、「スペシャリティー(特色)」の項目では「パス」と「ロングシュート」が挙げられている。この試合で炸裂した強烈な左足の一撃が、大きなインパクトを残したのかもしれない。

 

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