メッシに憧れた“ポリ袋ユニフォーム”の少年が本人とついに対面 笑顔で抱きかかえられ夢が叶う

アフガニスタンのムルタザくん、今年1月にSNSで画像が拡散され話題に

 今年1月、アフガニスタンに暮らすクルド人のムルタザ・アフマディくん(当時5歳)が、ポリ袋で作られたFWリオネル・メッシの名前入りユニフォームを身にまとった写真がSNS上で拡散され大きな話題となった。そして、二人はついに対面を果たしたようだ。英公共放送「BBC」などが報じている。

 事の発端となったのは、ソーシャルメディアに寄せられたある投稿からだった。アフマディ家は父アリフさんが農業を営んで家計を支えているが、ユニフォームを買うほどの経済的余裕はなかった。そのため家族はメッシに憧れるムルタザくんのために、ポリ袋をつなぎ合わせた手作りユニフォームを作成。アルゼンチン代表と同じく水色と白のストライプ柄に色付けされ、背中には「MESSI」と「10」の文字が手書きで加えられた。

 そして手作りユニフォームを身にまとったムルタザくんの姿を、兄のハマヨンくんがフェイスブックにアップしたことが大きな反響を呼び、世界各国の大手メディアも一斉に取り上げた。その後、メッシ本人から直筆サインの入ったアルゼンチン代表のユニフォームが届けられていた。

 

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