C大阪移籍が浮上した元韓国代表エース FCソウル側は「チームを離れることはない」と断言

パク・チュヨンの移籍報道は韓国でも話題に ファン・ソノン監督「抜けてはならない選手」

 J1復帰を決めたセレッソ大阪が、来季に向けてFCソウル所属で元韓国代表FWパク・チュヨンの獲得に乗り出していると日本のメディアが報道したが、韓国スポーツ紙の「スポーツソウル」が、その後の詳細について報じている。

 そもそも、この話が噂として浮上した要因は二つある。一つは昨年まで蔚山現代を指揮したユン・ジョンファン監督が、セレッソ大阪の新監督に就任したこと。もう一つはパク・チュヨンがKリーグで自由契約(FA)選手になったことで、他クラブへ移籍する可能性が考えられたことだ。パク・チュヨンとFCソウルとの契約は来季まで残っているが、仮に移籍するとなれば、違約金なども発生するわけだが、日本の報道ではそのあたりも含めて水面下で動いているという。

 同紙はFCソウル側から「(パク・チュヨンの移籍について)心配しなくてもよい」との回答を得たと伝え、「パク・チュヨンの移籍と関連して、セレッソ大阪と接触したことはない。彼がチームを離れることはない」と話したという。

 また、C大阪に在籍していた1999年にJ1得点王に輝き、現在はFCソウルを率いるファン・ソノン監督は、同紙の取材に対して「2017年度がもっと難しいシーズンになるだろう。既存戦力の基本的な枠を維持しながらも選手補強を考えているが、パク・チュヨンは抜けてはならない選手」と語っている。さらに、あるクラブ関係者の声も紹介し、「これからもソウルでともにするのであって、どこに行くというんだ。心配しなくてもいい」と、クラブ側とパク・チュヨンの間で前向きな交渉ができているとも伝えている。

 

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