「重要なのは内田とファビアンが戻ってきたこと」 強い絆で結ばれたシャルケ主将が盟友の復帰を祝福

ヘーヴェデスが試合翌日に自身のツイッターでメッセージを送る

 右膝の負傷で長期離脱していたシャルケDF内田篤人は、現地時間8日に行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)ザルツブルク戦(0-2)で639日ぶりに復帰を果たした。待望の復活劇に、チームの黄金期をともに過ごしたキャプテンも祝福のメッセージを送っている。

 シャルケでキャプテンとしてチームを束ねるドイツ代表DFベネディクト・ヘーヴェデスは試合の翌日、ツイッターに「確かに昨日は負けてしまったが、それよりも重要なことは内田とファビアンが戻ってきたことだ」と投稿。内田は15年3月以来、GKファビアン・ギーファーは15年2月以来にシャルケの一員として待望の公式戦出場を果たしたことに喜びを露わにした。

 内田は2010年6月からシャルケでプレーしている。今では、下部組織からシャルケ一筋を貫く主将ヘーヴェデスに次ぐ古参選手となった。加入1年目の10-11シーズンにUEFAチャンピオンズリーグで、クラブ史上初のベスト4進出に貢献するなど黄金期を知る2人は強い絆で結ばれているようだ。

 シャルケのマルクス・ヴァインツィアル監督も「私は内田篤人について、とても幸せに思う。故障であれほど長い間離脱していた後、ピッチに戻ってきた姿を見せたことは最高だった」と、日本代表サイドバックの復帰を称えていた。シャルケというクラブにとって、内田の存在は大きなものになっているようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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