暗黒期より低調…勝率30%のモウリーニョ監督 英メディア「完全にオーラがなくなった」と揶揄

ユナイテッド就任1年目に苦戦 「スペシャル・ワン」から「スペシャル・ワンス?」に

 マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は優勝請負人としてユナイテッドにやって来たが、英公共放送「BBC」は「完全にオーラがなくなった」と特集している。ユナイテッドは4日の敵地エバートン戦で1-0とリードした状況のなか、終盤にベルギー代表MFマルアン・フェライニがエリア内で相手を倒してPKを献上。これを決められて1-1のドローに終わった。

 ポルト、チェルシー、インテルでタイトルを積み上げ、 「スペシャル・ワン(特別な男)」を自称していた男は、特集で「スペシャル・ワンス?(昔はスペシャル?)」と揶揄されている。

 名将の苦しさは就任1年目の数字に如実に表れている。記事では「ジョゼ・モウリーニョのオーラは完全になくなってしまった。チェルシーでの履歴書の惨憺たる終わりとマンチェスター・ユナイテッドでの不安定なスタートがその理由だ。勝率は30%。彼はチェルシー監督として最初の196試合で136勝、69%という勝率だった」と言及している。

 チェルシーでの第一次モウリーニョ政権と比べて、勝率は半分以下に下がっている。そして、偉大なるアレックス・ファーガソン元監督退任後の監督3人で最悪の成績だという。

 

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