レスターが5戦未勝利で暫定15位転落 「プレミア残留争いに集中」と指揮官も泥沼の戦いを覚悟

最下位サンダーランドに1-2と敗戦 「岡崎のゴールで1点を返したが…」

 レスター・シティは現地時間3日にサンダーランドと対戦。日本代表FW岡崎慎司に今季2ゴール目が生まれるも、1-2で敗れた。クラウディオ・ラニエリ監督は「我々は岡崎のゴールで1点を取り返したが…」と語り、侍ストライカーの一撃に続く一撃を奪えなかったことを嘆き、残留争いへの覚悟を口にした。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。

 レスターは2点を先行される苦しい展開で試合が進んだ。ラニエリ監督は後半23分に岡崎、同27分にMFデマライ・グレイとFWアーメド・ムサを投入する早めの動きで逆転を狙った。同35分にグレイの左クロスに岡崎が合わせて1点を返すなど采配は的中したが、残り10分でさらなる得点を奪うことができなかった。

 この日はFWジェイミー・ヴァーディとFWイスラム・スリマニの2トップでスタートしたレスターだったが、2人は得点に絡めずに途中出場の岡崎が仕事を成し遂げた。ラニエリ監督も「我々は岡崎のゴールで1点を取り返し、その後もベストを尽くしたが、相手GKはファンタスティックなセーブをした」と追加点を奪えずに終わったことを嘆いた。

 敵地とはいえ、最下位サンダーランドに敗戦して暫定15位に転落。指揮官は今後、チームが残留争いをしなければならないと覚悟を決めていた。

 

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