C大阪が昨季の雪辱晴らし14年以来のJ1昇格! プレーオフ決勝、清原の決勝弾で岡山に1-0勝利

後半7分、丸橋の右CKから最後は清原が倒れ込みながら左足で押し込む

 12月の大阪で季節外れの桜が満開となった。J1昇格プレーオフ決勝が4日にキンチョウスタジアムで行われ、セレッソ大阪がファジアーノ岡山を1-0で下し、2014年シーズン以来となるJ1昇格を決めた。

 本拠地で戦うリーグ戦4位のC大阪は、準決勝の京都戦と同じ先発11人をピッチへ送り出す。同6位の岡山は準決勝の松本戦で先制ゴールのMF押谷が体調不良のため欠場となり、MF豊川がスタメンに起用された。

 均衡を破ったのは前半から主導権を握っていたC大阪だった。後半7分、DF丸橋の右CKからゴール前で混戦となり、最後はMF清原が倒れ込みながら左足で押し込んだ。

 年間順位で下回る岡山は、この時点で逆転昇格のために2点が必要な状況だった。リオデジャネイロ五輪代表メンバーのMF矢島の正確なキックや元日本代表DF岩政の高さを生かした攻撃でゴールに迫るも、最後までC大阪の堅守を破ることはできなかった。

 試合はそのまま1-0でタイムアップ。ピンク色に染まったスタンドは歓喜で満ち溢れた。日本代表のMF山口や14年ブラジル・ワールドカップメンバーのFW柿谷を擁するJ2屈指のタレント集団は、3年ぶりとなるJ1への切符を獲得。昨季はプレーオフ決勝でアビスパ福岡に敗れて涙を呑んだが、2年越しの思いを実現させた。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

 

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