敗戦も岡崎は地元メディアからチーム最高評価 5戦ぶり得点に「DFの間へ幽霊のように現れた」

1点ビハインドの後半23分に岡崎は途中出場 一矢報いるゴールで合格点の6.5点

 レスター・シティの日本代表FW岡崎慎司は3日の敵地サンダーランド戦で途中出場し、今季リーグ戦2点目を決めた。チームは1−2で敗れたが、地元メディアから岡崎はチームトップ評価を与えられている。

 岡崎は1点ビハインドの後半23分にFWスリマニに代わってピッチに登場した。サンダーランドのベテランFWデフォーに追加点を奪われ0−2で迎えた同35分、MFグレイの左クロスをニアサイドで合わせて5試合ぶりにゴールネットを揺らした。チームは1−2で敗れて5戦勝ちなし(2分3敗)という泥沼にはまるも、一矢報いるゴールで存在をアピールした。

 英紙「デイリー・メール」の採点では、岡崎は合格点と言える6.5点。飛び抜けて高い評価ではないが、敗れたレスター内では単独トップの評価となっている。得点シーンについて「岡崎慎司はDFの間へ幽霊のように現れ、デマライ・グレイのクロスをフリックした」と描写された。味方のラストパスへいち早く反応し、危険なエリアに飛び込む点取り屋としての嗅覚をいかんなく発揮した。

 先発で2トップを組んだFWヴァーディとスリマニは、ともにワーストタイの5点だった。チームは敗れたが、日本人ストライカーはスタメン落ちの鬱憤を晴らすかのような活躍を見せた。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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