好調ライプツィヒ指揮官が“ベンゲルの後継者”に急浮上 アーセナルとの接触を示唆

ハッセンヒュッテル監督は「よく調べられている記事で、真実がたくさんあった」と言及

 RBライプツィヒを率いるラルフ・ハッセンヒュッテル監督は、ブンデスリーガ初挑戦のクラブで今季いまだ無敗をキープするなど躍進を遂げ、その評価を高めている。英紙がアーセン・ベンゲル監督の後継者としてアーセナル指揮官就任の噂を報じて話題となっていたが、本人はこの件について「よく調べられた記事で真実がたくさんあった」とコメントしている。英衛星放送局「スカイ・スポーツ」が報じた。

 ハッセンヒュッテル監督のアーセナル行きの噂を報じたのは英紙「ザ・サン」。指揮21年目を迎えるベンゲル監督は今季限りで契約満了を迎えることもあり、後継者問題は以前から注目のトピックとなっていた。そうしたなか、インゴルシュタット(2013-16年)とRBライプツィヒで評価を高めたオーストリア人指揮官が名将の後任として急浮上している。

 その噂は本人にも届いているようだ。ハッセンヒュッテル監督は「あの記事は特に私の評価に損害を与えるものではない」と語ったうえで、「よく調べられている記事で、真実がたくさんあった」と記事の信憑性の高さを裏付けるようなコメントを残している。「スカイ・スポーツ」も、「ラルフ・ハッセンヒュッテルはアーセナルとの接触をほのめかした」とレポートしている。

 ただし、即座にアーセナル行きとなる可能性は低いようだ。「私はライプツィヒと3年契約を結び、このチームをさらに成長させることを目標にしている。噂には興味がない。考えすぎる必要はない。私はライプツィヒで幸運を手にしたんだ」と話し、引き続きブンデスリーガでの指揮を希望していた。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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