凋落の名門インテルがメッシ獲得に動く「10の理由」 “夢の補強”の実現度を伊紙が考察

バルサとメッシの蜜月の関係に綻び?

 4つ目の理由は、メッシ獲得で他のワールドクラスの大物も獲得できる相乗効果があるという。現在セリエAには真のスーパースターは存在しないが、メッシの獲得によってインテルのブランド力は大幅にアップし、選手を惹きつけることが期待できるという。

 5つ目の理由は元アルゼンチン代表DFで、ハビエル・サネッティ副会長の存在。人格者がクラブにいることは、アルゼンチン人選手にとっての確かな保証になるという。

 6番目の理由は「バルセロナではメッシとクラブの間で何かが壊れた」と指摘されている。メッシは現在の契約から延長に応じないとスペインメディアが報じている。蜜月だった絆に隙間風が吹いていると分析している。

 7つ目の理由は「バルサとインテルは関係が深い」と、両クラブ間の友好関係を挙げている。1997年にはバルセロナから“元祖怪物”ロナウドを獲得、2009年にはサミュエル・エトーを加入し、三冠獲得に大きく貢献した経緯もあった。「バルサから来た選手がインテルで活躍する」と指摘している。

 8つ目の理由は「スポンサー収入を期待できる」と、メッシ獲得の経済効果を期待。9番目はメーンスポンサーのタイヤメーカー「ピレリ」の、トロンケッティ会長の悲願でもあるという。

 

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