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全北現代が10年ぶりのアジア制覇

 11月26日に行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝で、全北現代モータース(韓国)が勝利して10年ぶり2回目のアジア王者となった全北現代は、接戦を勝ち抜く勝負強さが光った。グループステージではFC東京、江蘇蘇寧(中国)が勝ち点1差にひしめくなか、E組を首位で突破。決勝では、アル・アイン(UAE)を相手にホームで2-1と先勝すると、敵地で劣勢を強いられながらも最終局面で体を張って1-1の引き分けに持ち込み、2006年大会以来のアジア制覇を成し遂げた。

 国内リーグ3連覇を目指した今季は、スキャンダルに揺れたシーズンでもあった。2013年にスカウトが審判2人に金銭を渡し、チームに有利な判定をするように要求したことが発覚。韓国プロサッカー連盟からリーグ戦の勝ち点9を剥奪する処分が下った。結果的にFCソウルに優勝を譲ったが、獲得した勝ち点では6ポイント差をつけてリーグトップだった。逆に言えば、それだけ国内でも圧倒的な強さを見せたとも言える。

 3-4-3の攻撃的なシステムを採用し、両ウイングのレオナルドとリカルド・ロペスのブラジル人コンビが猛威を振るったが、ACL決勝第2戦でリカルド・ロペスが負傷し、FIFAクラブワールドカップの登録メンバーから外れている。スーパーサブ起用の多い198センチの長身FWキム・シンウクをはじめ、その他のアタッカー陣の活躍に注目が集まる。

 

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