久保建英が公の場で初めて東京五輪への思いを語る 「自国開催は一生に一度あるかないか。努力したい」

飛び級でU-19代表招集の久保 「実力がないのに上がっても空回りするだけ」

 U-19日本代表は30日に千葉県内で練習を行い、アルゼンチン遠征へと出発した。1997年生まれ以降で構成される同代表は、2020年の東京五輪で主力となる世代。既に来年5月に韓国で開幕するU-20ワールドカップ(W杯)への出場も決定している。

 中学生で史上初のU-19日本代表に飛び級招集されたFW久保建英が、公の場で初めて東京五輪への謙虚な思いを口にした。

「(東京五輪を)意識していないわけではない。自国開催は一生に一度あるかないかというもの。ただ、今はまだ(周りと)同じレベルに立てていないので、ここからさらに努力したい」

 この日はテレビ5局をはじめ、報道陣44人がその動向を注視した。注目が集まるなかでも地に足を着け、一つひとつのハードルを飛び越えようと努力を惜しまない。

「若い頃からすでに世界のトップで活躍している選手がたくさん出てきているなかで、自分もこのまま順調にしっかり努力して、どんどん上がるのが早ければ早いほど良いとは思う。ただ実力が付いていないのに勝手に上がっていっても、空回りするだけだと思うので。しっかり、地道にトレーニングしていきたい」

 

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