「僕がスタメンの試合は4失点しかしていない」 “リベロ”長谷部がフランクフルトで刻む自信

先発した8試合でわずか4失点、32歳で切り拓く新境地

 フランクフルトの日本代表MF長谷部誠は、所属クラブで本職のボランチではなくCBの一角にコンバートされ、レギュラーの座をつかんだ。「僕がスターティングイレブンに入った試合は4失点しかしていない」とチームへの貢献を実感しているようだ。ドイツ紙「ビルト」が報じている。

長谷部は10月21日のブンデスリーガ第8節、ハンブルガーSV戦の後半から急きょ3バック(5バック)の中央にコンバートされ、そこから継続して“リベロ”としてプレーしている。過去にはピンチヒッターでのGKをはじめ、FWからサイドバックまでをこなしてきたオールラウンダーは、32歳でまた一つ新境地を切り開いた。「僕がスターティングイレブンに入った試合、僕らは4失点しかしていない」と自信をのぞかせている。

 長谷部はここまでリーグ戦11試合中9試合に出場している。そのうち、第7節のバイエルン・ミュンヘン戦(2-2)を除く8試合で先発し、失点したのは黒星を喫した2節ダルムシュタット戦(0-1)と6節フライブルク戦(0-1)、そしてともに2-1で勝利した3節のレバークーゼン戦と11節のブレーメン戦のみ。長谷場がスタメン出場した試合は8試合4失点と守備が安定しており、2点以上奪われていない。CBとしても安定したプレーで、チームを支えている。

 堅牢な守備を誇る一方、「でも(先発した試合で)僕らは10点しか取っていない(実際は9点)」と、攻撃面では改善点があると主張している。「リベロとして、僕ももっと攻撃に参加しないといけない。もっと攻撃的に考える必要がある」と語っている。

 

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