「J1ドリブル数ランキングTOP20」 日本人アタッカーが断トツ! 柏の成長株も健闘、唯一のDF登録は…

 

【関連】J1リーグ「項目別データランキング」

 ▼選手編

[パス数TOP20]  [クロス数TOP20]  [ドリブル数TOP20]  [空中戦数TOP20]  [タックル数TOP20]  [失点誘発ミス数TOP20]   [ペナルティーエリアへのパス数TOP20]  [ゴール関与数TOP20] 

▼チーム編

[ボールポゼッション率]

 

ハマのメッシはドリブルキングと呼ぶにふさわしく、代表選手も納得のパフォーマンス

 今季のJ1リーグ戦が終了したなか、「Instat」社のデータを基に「ドリブル数ランキングTOP20」を発表する。1位は“ハマのメッシ”の愛称で親しまれる横浜FMのMF齋藤学だ。その数字は一人300回台と断トツで、2位以下を大きく引き放している。小刻みなタッチと緩急を使い分けた仕掛けは鋭く、その成功率もトップクラス。まさに“ドリブルキング”と呼ぶにふさわしく、日本代表選出も納得のパフォーマンスだった。

 2位から4位は柏勢の3人が占めた。2位のFWクリスティアーノは甲府時代も含まれた数字だが、強引に打開する豪快な突破は魅力のひとつだ。FWディエゴ・オリヴェイラもフィジカルを生かしたダイナミックな動きでゴールに迫るなど、柏の助っ人コンビは相手に脅威を与えた。今季から柏に移籍したFW伊東純也は、スピードあふれるドリブルでブレイクを果たした。惜しくもリオデジャネイロ五輪のメンバーから落選したものの、今季33試合7得点と結果を残している。

 リーグ屈指のアタッカー陣がトップ20にひしめくなか、“変わり種”は新潟のMFレオ・シルバだろう。ボランチながら9位に入っており、機を見た攻め上がりで攻撃に変化を加えていた事実がデータからも浮かび上がる。今夏にUAEのアル・アインに移籍した元鹿島FWカイオは90分あたりの回数が齋藤を上回っており、シーズンを通じてフル稼働していればトップに立っていた可能性もあった。

 

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