インテルが土壇場で追いつきミラノダービーは2-2の痛み分け 長友は途中出場、本田は出番なし

スソの2ゴールでミランが勝利に近づくも、後半ATにペリシッチが同点弾

 伝統のミラノダービーは、最後の最後にインテルが追いついて引き分けとなった。現地時間20日のACミラン対インテルの一戦は、2-2のドロー決着となった。ミランはFWスソが2ゴールで勝利を呼び込んだかに思われたが、後半終了間際にインテルMFイバン・ペリシッチが同点ゴールを決めた。ミランFW本田圭佑とインテルDF長友佑都の日本代表2人はともにベンチスタートとなり、長友は後半20分から出場、本田は出番なくゲームを終えた。

 インテルはフランク・デ・ブール前監督を解任し、ステファノ・ピオリ監督の初陣となった。ダービーらしい白熱したボール際の競り合いが多発するなかで、積極的なハイプレスに打って出たインテルが主導権を握る。

 しかし、ミランは一瞬のスキを突いて先制ゴールを決めた。前半43分、相手のミドルシュートをキャッチしたGKジャンルイジ・ドンナルンマが素早くスローイングでMFジャコモ・ボナベントゥーラにつなぐと、一気に4対4の局面へ。ボナベントゥーラのパスを受けたFWスソが、対面したDFクリスティアン・アンサルディの外側から巻き込むような左足ミドルを決め、ミランが1-0とリードして前半を終えた。

 後半も積極的な姿勢を見せるインテルは後半8分、敵陣でのスローインから速い攻撃を仕掛けると、FWアントニオ・カンドレーバが右足で豪快なミドルシュートを突き刺し、1-1の同点に追いついた。

 

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