「長谷部を追跡」とフランクフルト地元紙記者が来日 ファンを取材し代表主将の人気を実感

ルヴァン杯決勝を観戦 日本のサッカー文化に関する記述も

 日本代表MF長谷部誠は、今季途中から3バックの中央でプレーして「日本のベッケンバウアー」と称されるなど新境地を開拓して評価を高めている。フランクフルトの地元紙「フランクフルター・ルントシャウ」は、「ハシ(長谷部の愛称)を追跡」と特集。日本での人気ぶりを紹介している。

 同紙のファビアン・ボウカー記者は、長谷部の日本での人気を調査するために来日し、10月15日のルヴァンカップ決勝、ガンバ大阪対浦和レッズの一戦が行われた埼玉スタジアムを訪れたという。実際に日本のサポーターと話し、「フランクフルト」というチーム名を挙げると、すぐさま「長谷部」の名前が帰ってきたというエピソードを紹介し、「すぐにはっきりとした。長谷部は人気がある。とても人気者だ」とレポートされている。

 一方、フランクフルトと聞いて、FW乾貴士(エイバル)や稲本潤一(札幌)、高原直泰(沖縄SV)など過去に在籍した日本人選手の名を挙げるファンも多かったという。ボウカー記者は日本代表キャプテンの人気ぶりについて、「日本のデイビッド・ベッカム」と言われているとの情報を耳にしていたようだ。実際には、日本でも02年に「ベッカム様フィーバー」を巻き起こした元イングランド代表MFには及ばないものの、長谷部の知名度や人気を再認識したようだ。

 「ここではほとんどすべてのフットボーラーがスターのようだ。リーグでも代表でも出場している選手それぞれを応援するファンの歌がある」と、日本のサッカー文化についても記事では紹介されている。

 

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