無名のアマチュアからPFA年間最優秀選手へ　レフティーが描いた“成り上がり人生”

　レスターのイングランド代表FWジェイミー・ヴァーディは、2012年まで5部リーグでプレーするアマチュア選手だったが、昨季プレミアリーグで大活躍し、チームを奇跡のプレミアリーグ初優勝に導いた。欧州選手権のイングランド代表にも選出されるなどのサクセスストーリーを描いたことから、その半生が映画化されることになったが、他にもミラクル・レスターのなかで映画化にふさわしい“成り上がりの男”がいるという。フランス誌「ソー・フット」が報じている。

　ウェストハムのMFソフィアン・フェグリは、レスターのMFリヤド・マフレズとアルジェリア代表でチームメートだ。フェグリはマフレズのサクセスストーリーの目覚ましさを、こう語っている。

「彼の物語はまさにハリウッド映画になりうるよ。最高級のドリームだ。（パリ郊外の）サルセスで住んでいた。彼は家の近くの地域リーグでプレーしていたんだよ。流転を繰り返し、彼はプレミアリーグの最高の選手になったんだ」

　2008年まで無名のアマチュアだったマフレズは、2014年にフランス2部のル・アーブルからレスターに加入。そして昨季の大ブレークにより、イングランド・プロサッカー選手協会（PFA）の年間最優秀選手に選出された。