ハリル監督が“凡ミス”告白 疲労回復のための氷風呂で体調を崩す選手が発生

オマーン戦の前日会見で「少し体調が悪い選手がいる」と明かす 練習欠席の長友か

 ハリルジャパンは11日の国際親善試合オマーン戦と15日のワールドカップ(W杯)アジア最終予選サウジアラビア戦に向けて真冬の冷え込みを見せるなかでトレーニングを行っているが、選手が疲労回復のために氷風呂に浸かったことで体調を崩すという凡ミスを犯していたことが明らかになった。

 今回の茨城県内での強化合宿で、香川は打撲を抱えて別メニュー調整を続けている。「もしダメなら、リスクを取りたくない」と語るハリル監督だが、疲労回復策が完全に裏目に出ていることを告白した。

「(記者会見の)最初に問題があると言ったのは香川のことか。他にもあるのか」との質問を受けた指揮官は、残念な現実を明らかにした。

「他の問題もあります。少し体調が悪い選手がいるというところです。その体調がどれくらいまで良くなるのか。気候が突然、寒くなっている感じなので、トレーニングの後にアイスバスをして疲労回復に努めるのだが、それによって寒くなりすぎてしまうこともある。あまり詳細に踏み込みたくはない。全員がサウジアラビア戦に良い状態で臨んでほしい」

 一気に冬の冷え込みを見せる日本で、練習後に氷風呂に入った選手が体調不良を訴えているという。詳細は不明だが、この日の練習ではインテルDF長友佑都が練習を欠席していた。グループBの首位サウジアラビアとの決戦に向けた調整としては明らかに凡ミスと言えるだろう。

 

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