スペイン紙が選ぶ「美しいパスワークによるゴール10選」 “本家”が認めた日本代表の芸術弾とは

“ティキ・タカ”の代表格バルサからは、昨季CLローマ戦のゴールを選出

 スペインでは連動するパスワークを、時計の針が進む音に例えて「ティキ・タカ」という。スペイン紙「マルカ」では、鮮やかな「ティキ・タカ」から奪ったゴール10選を紹介しているが、その中に日本代表のあるゴールが「キャプテン翼のようだ」と称賛されている。いったいそのゴールは、いつの試合のものなのか――。

 「世界を楽しませたティキ・タカでのゴール10選」とのタイトルが付けられた記事で多いのは、やはり本家スペイン、リーガ勢のゴールだ。スペイン代表からは、2007年10月の欧州選手権予選デンマーク戦で生まれた一撃を紹介。中盤から最終ライン、サイドにわたって幅と深みを使ってパスをつなぎ、最後は当時右サイドバックを務めていたDFセルヒオ・ラモスが決めた。

 またパスサッカーの横綱的存在と言われるバルサからは、昨季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージのローマ戦で、自陣ゴール前の最終ラインから1分以上にもわたってボールをつなぎきり、最後はFWリオネル・メッシがループシュートで仕留めた一撃を選出。またレアル・マドリードやアーセナルといった攻撃力に定評のあるクラブのゴールのほか、90年代後半から00年代前半にかけて屈指のテクニシャンとして知られたMFパブロ・アイマールが、バレンシア時代の02-03シーズンのCLリバプール戦で決めたファインゴールも取り上げられている。

 

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