セルヒオ・ラモスがW杯予選で全治1か月の負傷 野戦病院と化すレアルにさらなる追い打ち

アルバニア戦で膝を負傷したセルヒオ・ラモス 怪我人相次ぐレアルの主将も離脱

 スペイン代表DFセルヒオ・ラモス(レアル・マドリード)が、現地時間9日に行われたロシア・ワールドカップ欧州予選アルバニア戦で膝を負傷した。スペイン紙「マルカ」によると全治1カ月と見られており、すでに野戦病院と化しているレアルはさらなる打撃を受けそうだ。

 スペインはアルバニア戦で後半10分にFWジエゴ・コスタ(チェルシー)、同18分にFWノリートのゴールで2-0とし、完勝ムードが漂っていた。しかし試合終盤、セルヒオ・ラモスは空中戦で競り合って着地する際に膝を負傷。ラ・ロハ(スペイン代表の愛称)の主将を務める男は、後半35分にイニゴ・マルティネス(レアル・ソシエダ)との交代を余儀なくされた。

 同紙によると、試合後の診断結果は膝の靭帯に問題が起きたとし、全治1カ月になると伝えている。これは所属するレアルにとって、またしても怪我人発生という事態になった。

 レアルは現在、ブラジル代表MFカゼミーロ、同代表DFマルセロ、クロアチア代表MFルカ・モドリッチが立て続けに負傷して戦線離脱。今月に入ってからは、コロンビア代表MFハメス・ロドリゲスがエイバル戦のウォーミングアップ中に左足ふくらはぎを痛め、軽度とはいえ出場回避している。

 それに加えてキャプテンのセルヒオ・ラモスまで離脱となれば、チームのセンターラインが欠く緊急事態となる。レアルは現在公式戦4試合連続引き分け中だが、ジネディーヌ・ジダン監督はこの苦境をどうやりくりするのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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