DFリーダー吉田が“背水の陣”で挑むイラク戦に感じる重圧 「プレッシャーはいつも以上にある」

負ければW杯出場権の獲得に黄色信号が灯る大一番

 日本代表DF吉田麻也(サウサンプトン)が、バヒド・ハリルホジッチ監督の決死の思いに応えるためにも必勝を誓っている。日本は6日に、ロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のイラク戦(埼玉スタジアム)に臨む。守備の要の一人である吉田は、「勝てばいろいろなこともシャットダウンできると思う」と国内で飛び交う批判や国民の不安を払拭する1勝への意気込みを語っているが、一方ですでに1敗をしていることから「プレッシャーはいつも以上にある」ことを明かしている。

 日本は9月1日に行われたW杯最終予選のUAE戦に1-2で敗れる、まさかの黒星スタートとなった。続く同6日のタイ戦には2-0で勝利したとはいえ、最大のライバルと目されていたオーストラリアだけでなく、2015年1月のアジアカップ準々決勝でPK戦の末に敗れたUAEにも遅れを取っている状況だ。

 14年ブラジルW杯アジア最終予選も経験している吉田は、「追い込まれているというか、1敗している分、プレッシャーはいつも以上にあると思います。どの試合も当たり前ですけど、ホームでの代表戦なので勝つつもりでいますし、明日もゲームへのアプローチっていうのは変わらないですし、状態も変わらないです」と平常心を保っている。

 日本代表には逆風が吹いている。ハリル監督に対しては、試合前日会見でアラブメディアから「日本代表のレベルもそんなに高くないように見られるが、どうしてなのか?」と辛辣な質問が浴びせかけられている。イラク戦、そして11日の敵地オーストラリア戦という連戦は、勝ち点を落とせばW杯出場権獲得が困難となるだけでなく、指揮官の去就問題にも発展する可能性がある大一番となる。

 

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