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データで読み解く  |  海外リーグ

2016.09.30 (Fri)

CL王者レアルと好勝負を演じたドルトムント 同点弾の布石となった今季最低「23%」の数値とは


2-2のドローに終わった一戦をデータで検証

 

 UEFAチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第2節で注目カードの一つとなったのが、日本代表MF香川真司を擁するドルトムントが昨季王者レアル・マドリードをホームに迎えた一戦だった。両者が持ち味を出し合ったゲームは2-2のドローという結果に終わったが、ピッチ上ではどのような事象が起きていたのか。試合のデータを交えて振り返ってみたい。

 

 この試合のスターティングメンバーは[DATA-1]の通り。9月に入ってから出場機会を失っているドルトムントの香川は、この試合ではベンチ外に。インサイドハーフにはMFマリオ・ゲッツェとMFゴンサロ・カストロが並んだ。一方のレアルは、守備の要であるMFカゼミーロが負傷中。試合状況により配置は変わるが、中盤の底にはMFトニ・クロースとMFルカ・モドリッチが並んだ。

 

画像1 

 

 [DATA-1]の下には、主要なデータの推移を15分ごとに区切って並べた。「チャレンジ」とはフィールド上における1対1の競り合いで、空中戦、地上戦ともに含めたデータ。序盤、ドルトムントが攻勢に出ていたが、1対1の局面ではレアルが圧倒。これにより試合全体の勝率もレアルが上回ったが(55%対45%)、前後半それぞれの終盤15分間はドルトムントが勝っており、これが2度のビハインドを跳ね返す一つの要因になったようだ。

 

 特に注目したいのが、同点ゴールを生んだ時間帯の「相手陣内でのフリーボールピックアップ」の数だ。フリーボールピックアップとは、相手が生んだルーズボールをチャレンジなしで比較的容易に奪えたプレーのことを言う。ドルトムントのアタッカー陣は動きながら最適なポジションを取っており、こういったセカンドボールを拾うことで連続攻撃を可能にした。

 

 

 

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