「世界で借りを返す!」 “00ジャパン”主将の福岡はイラク戦逆転負けU-17W杯でリベンジ宣言

久保、棚橋の両エース温存で一時リードするも…

 U-16日本代表は日本時間29日、AFC U-16選手権準決勝・イラク戦で2-4と敗れ、2012年大会以来2大会ぶりとなる決勝進出を逃した。主将の福岡慎平(京都U-18)は「もっと個の力を高めて世界で借りを返したい」と決然。来年インドで行われるFIFA U-17ワールドカップ(W杯)でのリベンジを期した。

 この日の日本はFW久保建英(FC東京U-18)、FW棚橋尭士(横浜FMユース)という今大会4得点をそれぞれ挙げている実力者をベンチスタートにした。その結果、序盤、グループリーグ、そして準々決勝のUAE戦で見せた攻撃力を見せられなかった。

 そして、前半19分に今大会初の失点を喫した。追う形になった日本は同30分、42分とFW山田寛人(C大阪U-18)のゴールで逆転に成功し、後半もFW宮代大聖(川崎U-18)がチャンスを立て続けに迎えるなど、試合を決定づけるチャンスはあった。

 しかし、宮代は決定機を生かしきれず。後半14分にはFW久保建英(FC東京U-18)を投入したものの、同16分に2-2の同点に追いつかれる。試合終盤には相手エース、ダウードのスピードに対応できず、2つのPKを献上。どちらもダウードにゴール左隅へと叩き込まれ、ハットトリックを許して敗戦する結末となった。

 

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