アーセナル、エースFWとの契約延長難航 “金満”マンCが今冬に強奪か

サンチェスとアーセナルの契約は18年6月まで残るが…

 アーセナルは現地時間17日のプレミアリーグ第4節ハル戦に4-1で完勝した。勝利の立役者となったのは2得点を挙げたチリ代表FWアレクシス・サンチェスだが、ペップ・グアルディオラ監督率いるマンチェスター・シティが“強奪”を狙っていると、英紙「サンデー・エクスプレス」が報じている。

 ハル戦の前半17分、MFアレックス・イウォビのシュートに反応したサンチェスは角度を変えて先制点。さらに2-1とリードして迎えた後半38分には、FWテオ・ウォルコットとのコンビネーションから高速カウンターを繰り出して追加点を叩き込んだ。今季5試合で3得点と文字通りガナーズ(アーセナルの愛称)の得点源となっているが、クラブはサンチェスとの契約延長に頭を悩ませている。

 18年6月までサンチェスはアーセナルと契約を残しているが、契約延長の条件としてサンチェスは週給20万ポンド(約2660万円)を要求しているという。アーセナルはサンチェスだけでなく、“アシスト・キング”ことドイツ代表MFメスト・エジルとの交渉も並行して進めており、エジルも現状の週給14万ポンド(約1860万円)から大幅アップを望んでいるようだ。

 2人との交渉が停滞する可能性もあり、1月の移籍市場に向けてサンチェス獲得に興味を示しているのがシティだという。ペップ監督はかつてバルセロナの監督時代にサンチェス獲得を所望し、2011-12シーズンは指揮官と選手の関係でともに戦った。自身のスタイルを熟知しているサンチェスは、カタルーニャ人指揮官にとっても願ったり叶ったりだろう。

 

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