清武がリーガに続きCLでも出番なし… セビージャは初戦ユベントス戦でスコアレスドロー

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 UEFAチャンピオンズリーグ開幕節の注目カード、イタリア王者ユベントスとUEFAヨーロッパリーグ3連覇中のセビージャ(スペイン)の一戦は、スコアレスドローに終わった。セビージャの日本代表MF清武弘嗣はベンチ入りしたものの、出番なく90分間を終えた。

 敵地トリノに乗り込んだセビージャは、自陣ではある程度ボールをつなげられたものの、縦に入れるボールはことごとくユベントスの守備陣に捕まった。一方のユベントスも、中盤に起用されたMFマリオ・レミナやMFクワドゥオ・アサモアにミスが多く、セビージャ守備陣をポゼッションで崩すことはできず、チャンスはショートカウンターに限られた。そのなかでも、前半は2列目からのMFサミ・ケディラの飛び出しでチャンスを作りゴールに迫ったが、ゴールは生まれずに0-0でハーフタイムを迎えた。

 後半に入り14分、ユベントスはこの試合で最大のチャンスを逃してしまう。2002年から08年までセビージャで活躍したMFダニ・アウベスが古巣相手に右サイドから正確なクロスを供給すると、FWゴンサロ・イグアインがマークを振り切ってヘディング。セビージャGKセルヒオ・リコもボールを見送るしかない状況になったが、ボールはクロスバーに当たって跳ね返った。

 ユベントスは後半20分過ぎに、MFミラレム・ピアニッチとMFアレックス・サンドロを投入するとリズムが好転。次々に相手ゴール前に迫ったが、セビージャも守備陣が決死のシュートブロックを連発してゴールを許さず。アディショナルタイムには、ピアニッチのクロスに逆サイドから走り込んだサンドロが強烈なヘディングシュートを放ったが、リコが鋭い反応で弾き出して0-0のスコアを死守した。

 

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