香川の“相棒”ロイス復帰はさらに延期? エース不在が招くドルトムント攻撃陣の停滞

8月中に帰還との見通しは外れ、試合への復帰は10月以降か

 ドルトムントのドイツ代表MFマルコ・ロイスは、恥骨炎と内転筋の負傷により欧州選手権(EURO)を欠場した。当初は8月中にチームに合流する見通しと発表されていたが、いまだ復帰できておらず、エースの帰還がさらに延期となる危険性が浮上している。地元紙「ルール・ナハリヒテン」が報じた。

 10日のブンデスリーガ第2節で昇格組のRBライプツィヒに0-1で敗れたドルトムントにとって、悲報が舞い込んできた。

「マルコ・ロイスの復帰はさらに遅れることになった」と記事では報じられている。ロイスは5月1日に行われたDFBポカール決勝のバイエルン・ミュンヘン戦で負傷。恥骨炎と内転筋の負傷によって長期離脱となり、2014年ブラジル・ワールドカップ(W杯)に続き、今夏フランスで開催されたEUROも欠場した。

 負傷した当初は最大6カ月の重傷と見られていたロイスだが、その後8月中旬にはチーム練習に合流する見通しと発表されていた。だが、エースが復帰する予兆は全く見られていない。

 トーマス・トゥヘル監督も「マルコは我々のテーマではない。来週のテーマでもない。リハビリの段階は直線的な動きから方向転換できるようになった状態だ。ボールは本当にわずかしか使っていない」と語った。

 

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