“神の子”後継者候補が代表デビュー戦で無念の退場処分 メッシは「レフリーが悪い」と擁護

ユベントスでブレークしたFWディバラ。ウルグアイ戦で代表デビューを飾るも…

 アルゼンチン代表引退宣言を撤回したバルセロナFWリオネル・メッシは、9月1日のワールドカップ南米選手権・ウルグアイ戦で決勝点を決めて1−0の勝利に貢献。そして、この試合ではチームリーダーとしての役割も十分に果たしていた。

 このウルグアイ戦で代表初出場となったユベントスFWパオロ・ディバラだが、前半であろうことか退場処分となった。イタリア王者の一員として大ブレークした“メッシの後継者候補”はピッチ上で号泣したが、アルゼンチンの英雄・メッシの慰めで立ち直ったという。アルゼンチン地元紙「オーレ」が報じている。

「今は冷静になれたけど、木曜日は最悪だった。醜い瞬間だった。なぜなら特別な日だった。でも思うようにいかなかった。これまでにないほどの期待を胸に抱いていたのに……」

 2年前にパレルモでその名を馳せ、昨季ユベントスの若きエースとして台頭したディバラは、「メッシの後継者候補」という大きな期待を一身に背負うが、ワールドクラスのアタッカーがひしめくアルゼンチン代表で、ようやくデビューにこぎ着けた。

 だが、前半終了間際に相手との交錯で二枚目のイエローカードを受け、退場処分を言い渡されたディバラは顔をユニフォームで覆いながら号泣。ピッチを去る彼の頭を真っ先に撫でたメッシは、短く声を掛けた後、猛然と主審に抗議した。

 

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