世界屈指の豪華な陣容 「ペップに首を切られたベストイレブン」は驚くべき顔ぶれに

どれだけ実績のある選手でも、スタイルに合わなければ容赦なく放出

 マンチェスター・シティは今夏、“ペップ”ことジョゼップ・グアルディオラ監督を招聘し、新たな一歩を踏み出した。人気銘柄だったイングランド代表DFジョン・ストーンズをはじめ、ドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンや同MFレロイ・サネ、スペイン代表FWノリートなど指揮官好みの選手をかき集め、チームを自身のカラーに染め上げようとしている。

 希代の戦術家はこれまでバルセロナ、バイエルン・ミュンヘンで指揮を取り、どれだけ実績のある選手でもスタイルに合わなければ容赦なく放出してきた。衛星生放送局「スカイ・スポーツ」は、「グアルディオラにクビにされたイレブン」として、ペップの率いるチームから移籍した選手だけで構成するベストイレブンを4-3-3システムで選出している。

 GKは、今夏にシティからトリノへの移籍が決まったイングランド代表GKジョー・ハート。GKにも足元の技術を求めるペップは、チームの功労者ですら容赦なく切り捨てた。サブに降格したハートは、イングランド人には珍しく新天地としてイタリアを選んだ。

 最終ラインは4人。右SBはバイエルンからリバプールに移籍したドイツ代表エムレ・ジャン、左SBはバルセロナ就任1年目に放出した元イタリア代表ジャンルカ・ザンブロッタに。CBはバルセロナ時代に確執があり、今季シティで再会したコートジボワール代表ヤヤ・トゥーレ(本来の主戦場は中盤)、元バイエルンのブラジル代表ダンテ(現ニース)となった。

 

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