インテルの迷走補強… 長友ライバルの“トルコ史上最高の左SB”が在籍3カ月でベジクタシュ移籍

トルコ代表DFエルキンが監督交代のあおりで1試合も出れず

 インテルの日本代表DF長友佑都のライバルとなるはずだった存在は、結局1試合も公式戦に出場することなくチームを去った。今夏の移籍市場でフリートランスファーで獲得したトルコ代表DFジャネル・エルキンの、ベシクタシュへの期限付き移籍が正式発表されている。

 エルキンは移籍市場が開いた初日にインテルにやってきた。トルコの強豪フェネルバフチェとの契約満了をもって、移籍金ゼロで加入。昨季に左サイドバックを長友と争ったDFアレックス・テレスの買い取りオプションを行使せずに、移籍金ゼロで「トルコ歴代最高の左サイドバック」と呼ばれた選手を迎え入れ、戦力をアップグレードしたはずだった。

 しかし、リーグ開幕まで2週間を切った8月8日にエルキンを高く評価して獲得に動いていたロベルト・マンチーニ監督が、移籍市場での方針を巡って首脳陣と対立し、事実上の解任とされる契約解除でチームを去ったことで、エルキンの運命は暗転した。フランク・デブール新監督からは全く評価されず、あっという間に放出リストに載せられた。

 

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