ブンデス開幕戦で大活躍の香川同僚FWがドイツ代表から離脱 ドルトムントにも痛手に

アシストにPK獲得のシュールレが膝と背中に負傷

 ブンデスリーガ開幕戦のマインツ戦で1アシスト、1PK奪取と大活躍を披露したドルトムントのドイツ代表FWアンドレ・シュールレが膝と背中に痛みを抱え、ドイツ代表から離脱したことが判明した。独紙「ビルト」が報じている。

 シュールレは27日に行われたマインツ戦に先発フル出場。前半17分のFWピエール=エメリク・オーバメヤンのヘディング弾をアシストすると、後半43分には右サイドからドリブルでペナルティーエリア内に侵入してPKを獲得。これをオーバメヤンが確実に決め、ドルトムントでのブンデスリーガデビュー戦でいきなり2得点を演出した。試合終了間際にマインツの日本代表FW武藤嘉紀のゴールで1点差に迫られたが、シュールレの活躍でドルトムントが2-1で勝利した。

 しかし、試合後に勝利の立役者シュールレに負傷が発覚。同紙のマインツ戦の採点ではチームトップタイの2点(1点が最高、6点が最低)を獲得したアタッカーは膝と背中に問題を抱えているという。9月1日の国際親善試合フィンランド戦、4日のワールドカップ予選初戦ノルウェー戦に向けたドイツ代表に選出されていたが、代表チームから離脱することが決まった。

 現時点で離脱期間は明らかになっていないものの、好調シュールレの離脱はドルトムントにとって大きな痛手となることは間違いない。代表には招集されているものの、コンディション不良によりドルトムントでは欠場が続くMFマリオ・ゲッツェ、内転筋の負傷で離脱中のMFマルコ・ロイスらもいまだ不在で、ベストメンバーが揃うにはまだ時間がかかりそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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