韓国代表監督がリオ五輪8強敗退の“戦犯”エースを擁護 「決定機でミスはあったが…」

兵役免除を手にできなかったエース

 決定機を逃して試合終了のホイッスルが鳴ると、ソンはアディショナルタイムの短さからレフェリーに食い下がって猛抗議するも当然判定は覆らず、その後号泣した。エースの期待を一身に背負った男の不発ぶりに、韓国のファンは厳しい視線を送っている。

 記事ではソンの厳しい今後について触れている。「30歳の誕生日を迎えるまでに兵役義務を果たさなければいけないことはソンについて回る。インドネシアで2018年に行われるアジア大会で韓国を優勝に導けば、兵役免除を手にできる。ソンは先週トットナムに合流したが、本拠地クリスタル・パレス戦ではメンバーから外れた」

 兵役免除を手にするためにトットナムでの出場機会を犠牲にしたソンは、代表監督から一応擁護されたものの、トットナムからの移籍話も浮上。キャリアの苦境に立たされているようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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