韓国代表監督がリオ五輪8強敗退の“戦犯”エースを擁護 「決定機でミスはあったが…」

韓国国内で批判を受けるソン・フンミン シュティーリケ監督は「彼だけのミスではない」

 リオデジャネイロ五輪に参戦したU-23韓国代表は、準々決勝でホンジュラスに0-1で敗れ大会から姿を消した。徴兵免除を意味するメダル獲得を目指し、オーバーエイジ枠(各国が24歳以上の選手を3人まで登録可能)で参加したトットナムFWソン・フンミンは、不発によって韓国国内で批判を受けている。だが、韓国代表のウリ・シュティーリケ監督はソンのホンジュラス戦での不発を指摘しながらも、「彼だけが戦犯ではない」と語っている。アメリカのスポーツ専門テレビ局「ESPN」が報じている。

「オリンピックの4試合を全て見た。18選手のなかでは、チャン・ヒョンス(広州富力)とファン・ヒジャン(ザルツブルク)の二人だけが安定したパフォーマンスを見せていた」

 ドイツ人指揮官は韓国チームでわずか2人に合格点を与える一方、韓国でバッシングを浴びるエースについても言及した。

「ソンがホンジュラス戦のミスで批判を浴びていることは知っている。だが、彼が全ての失敗だったわけではない。ゴールを決めるチャンスで失敗したが、脅威にはなっていた。試合の流れでは個人の技術頼みになる傾向もあるが、会話の中で解決できる問題でもある」

 

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