ブラジルを初の五輪金メダルに導いたネイマールが衝撃発言 「僕はキャプテンを降りる」

「キャプテンを務めるのは栄誉だけれど…」

 こうした声に、ネイマールは人知れず傷ついていたが、決勝トーナメント突入後に大爆発。準々決勝のコロンビア戦では直接FK弾、準決勝ホンジュラス戦では五輪史上最速となる“14秒弾”を決めるなど、大会3ゴールの活躍で重責を果たした。だが、24歳の若さでエースと背番号10、そしてキャプテンという大役を務め上げてきたネイマールの口から、セレソン主将の座から降りるという衝撃発言が飛び出した。

「僕は代表主将のキャプテンマークを託された。愛情とともに受け取り、誇りとしてきた。キャプテンを務めることは栄誉だけれど、ここで降りたい。チッチ(代表監督)は今から、別のキャプテンを探すことになる」

 ブラジルテレビ局「スポルTV」で、ネイマールはこのように語った。パリ・サンジェルマンDFチアゴ・シウバらベテランにキャプテンマークを託し、“魔術師”はフィールド上での働きに専念することを願っていた。“キャプテン”ネイマールの姿は、リオ五輪で見納めとなるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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