バルサ守護神ブラーボのマンC移籍が合意 オランダ代表GK獲得後に放出へ

ベティスとの開幕戦後にバルサ強化部長が明かす

 バルセロナのチリ代表GKクラウディオ・ブラーボは、20日のリーガ開幕戦ベティス戦に先発フル出場し、6-2の勝利に貢献したが、マンチェスター・シティに移籍することが決まったようだ。スペイン地元紙「スポルト」が報じている。

 バルサのロベルト・フェルナンデス強化部長は、「我々はクラウディオ・ブラーボのマンチェスター・シティ移籍で合意に達した。だが、彼を放出する前に、我々は新しいGKとサインしなければいけない」とベティス戦後に明言した。アヤックスのオランダ代表GKヤスパー・シレッセンの獲得交渉を進めているバルサだが、GKを補充次第、ブラーボをジョゼップ・グアルディオラ元監督の待つシティに放出する方針を明らかにした。

 「我々は契約延長について交渉を進めていたが、シティからオファーが来た。選手も検討したいということだった。最終的に基本合意に達した」とフェルナンデス強化部長は語った。

 バルサはメッシ、ネイマール、スアレスという高給取りのビッグネームが君臨するため、人件費が高騰していた。チリ代表としても南米選手権の連覇に貢献する実力者だが、すでに33歳。通常は移籍金を確保することが困難なベテラン放出で、バルサは売却益を見込んでいる。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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