レアル中盤で7番手のハメスに救いの手! チェルシーが移籍金79億円で緊急補強浮上

素行不良でジダン監督から戦力外通告

 レアル・マドリードで戦力外危機のコロンビア代表MFハメス・ロドリゲス獲得に、“オイルマネー”の強豪が動き出したようだ。チェルシーがハメスの代理人と接触したと、スペイン紙「スポルト」が報じている。

 ハメスは昨季ラファエル・ベニテス前監督の信頼を失った。夜遊び三昧での体重オーバーやパトカーとの時速200キロのカーチェイス事件、その裁判での出廷命令をすっぽかすなどの素行不良によって、途中から就任したジネディーヌ・ジダン監督の信頼も地に落ち、本人に移籍を勧めたとスペインメディアは報じている。中盤のレギュラー争いでクロアチア代表MFルカ・モドリッチ、ドイツ代表MFトニ・クロースに敗れる形となったハメスは、ブラジル代表MFカゼミーロがアンカーとして定着したこともあり、リーガやUEFAチャンピオンズリーグ決勝アトレチコ・マドリード戦など、必勝を期した大一番ではベンチを温めるケースが増えていた。

 さらに今季は、ベンチ入りも危うい状況となっている。プレシーズンではエスパニョールから復帰したMFマルコ・アセンシオが、得意の左足を武器にジダン監督の評価を高めた。スペイン代表MFルーカス・バスケス、元スペイン代表MFイスコもベンチに控えるなど、ただでさえ分厚かった選手層がさらに充実したことで、中盤の戦力が飽和状態となり、ハメスの序列は7番手まで下がったと、レアル寄りの地元メディアも特集している。

 

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