「強い、強すぎる」と闘莉王も感嘆したブラジルの快勝劇 反骨精神で悲願の五輪金メダルに王手

準決勝でホンジュラスを6-0撃破 「選手からは覇気を感じた」

 17日(日本時間18日)に行われたリオデジャネイロ五輪準決勝で、ホスト国ブラジルはホンジュラスを6-0で撃破し決勝に進出した。元日本代表DF田中マルクス闘莉王は聖地マラカナンスタジアムでの一戦で、国民からバッシングを浴びていたバルセロナFWネイマールら代表選手の反骨精神が快勝の裏に存在したと分析している。

「ブラジルは強い、強すぎる。選手からは、見せてやろうという覇気を感じた。試合開始直後からの前線のプレッシャーがすごかった。そしてホンジュラスのミスによって、ネイマールがあっという間にゴールを決めた。そうなるとホンジュラスには打つ手がない。自陣に引いてカウンターを狙う戦術もできなくなり、完全なブラジルペースの90分間になった。ネイマールと2人のガブリエルにキレがあった。準々決勝のコロンビア戦とこの試合で、やる気の違いが見えた」

 昨季限りで名古屋グランパスと契約満了となった闘莉王は現在、祖国ブラジルで自主トレを続けている。リオ五輪期間限定で「Football Zone Web」の特別解説を務めている闘将は、準決勝を前にブラジル代表が崖っぷちに追い詰められていたと語った。

 

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