五輪8強を逃し雪辱を誓ったキャプテン遠藤 「この悔しさを無駄にせず成長したい」

守備陣が無失点に抑えてスウェーデンに勝利も、グループリーグ敗退

 手倉森誠監督率いる日本代表はリオデジャネイロ五輪グループリーグ最終戦でスウェーデンに1-0と勝利したものの、B組3位でグループリーグ敗退が決定した。チームを引っ張ってきたキャプテンのMF遠藤航(浦和)は、「この悔しさを無駄にしないで一人ひとりが成長していきたい」と今後の雪辱を誓った。

 2012年ロンドン五輪に続く2大会連続決勝トーナメント進出のために、日本は慎重かつ勇気を持って欧州王者スウェーデンに挑んだ。試合は後半途中まで0-0で推移する緊迫した展開となったが、同20分、FW鈴木武蔵(新潟)とのパス交換からMF大島僚太(川崎)がドリブルで左サイドを突破。深い位置からの折り返しを矢島慎也(岡山)が滑り込みながらのシュートで豪快に押し込んだ。日本は最後まで集中を切らさず、完封勝利で今大会初勝利を手に入れた。

 しかし同時刻キックオフのコロンビア対ナイジェリアで、コロンビアが2-0で勝利したことにより、勝ち点をひっくり返すことはできなかった。この日も中盤で攻守のバランスに細心の注意を払っていた遠藤は、試合直後のインタビューで以下のように話した。

「立ち上がりからコロンビア戦同様に、自分たちからアクションを起こして入ろうと。入りは良かったし、先制点を取れて勝てたのは良かったですけど、突破できなかったのは残念です」

 

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