ミラン本田に迫る危機 伊紙がモンテッラ体制3トップで“ベンチ要員”と予想

移籍濃厚なバッカの後釜にニアングを指名

 ACミランのヴィンチェンツォ・モンテッラ監督は、今季4-3-3システムの3トップにイタリア代表MFジャコモ・ボナベントゥーラ、元U-21フランス代表FWエムベイェ・ニアング、元U-21スペイン代表MFスソを先発で起用する方針であることが発覚。去就問題の浮上する日本代表FW本田圭佑の出場機会が減る可能性が高まっている。イタリア地元紙「コリエレ・デロ・スポルト」は、「ミランはモンテッラ監督がニアングを支持し、スソ、ボナベントゥーラ、ニアングの3トップを考えている」と特集している。

 ミランは昨季18得点のコロンビア代表FWカルロス・バッカを放出する可能性が高まっているが、新監督には考えがあるという。

「バッカの運命を待っている間、モンテッラ監督はすでに誰が自然な代役なのか、正確ではっきりとした考えを持っている。監督はフランス人選手のニアングに賭けたいと思っている」

 記事ではニアングへの期待値の高さをこう報じている。昨季は攻守にわたる豊富な運動量と圧倒的なフィジカルを武器にリーグ戦で5得点を奪うなど好調だったが、年明けにガールフレンドの運転する自動車で交通事故に遭い、後半戦をほぼ棒に振った。ニアングの前線からのプレッシングを失ったシニシャ・ミハイロビッチ元監督の率いるミランは、攻守のバランスが崩れて失速。シーズン途中での解任の一因にもなった。

 

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