本田の移籍先候補だったウェストハムが、ミランのチーム得点王を34億円で獲得合意

伊メディア報じる 昨季18得点のバッカと週明けにも年俸交渉へ

 ACミランのコロンビア代表FWカルロス・バッカが、プレミアリーグのウェストハムに3000万ユーロ(約34億円)での移籍でクラブ間合意に達したことが分かった。イタリア衛星放送「スカイ・イタリア」が報じている。

 バッカは昨季セビージャから3000万ユーロで加入。軸足の後ろに回したトリッキーなシュート「ラボーナ」を披露するなど、昨季はチーム最多18ゴールを決め、セリエAの得点ランク3位と奮闘していた。バッカはウェストハムに加え、バイエルン・ミュンヘン、アトレチコ・マドリードが獲得に関心を寄せているとレポートされていたが、バッカの代理人が週明けにも年俸などの交渉を行う流れだという。

 ミランは中国企業グループが、2年間で4億5000万ユーロ(約504億円)の補強費を投じるとレポートされているが、いきなり昨季エースの売却で戦力ダウン必至という、苦難の船出になる可能性が浮上している。

 一方、今夏の去就問題が浮上している日本代表FW本田圭佑の移籍先候補として、たびたび噂に挙がっていたウェストハムだが、実際の標的は昨季わずか1得点3アシストの「背番号10」ではなかったようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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