メッシの代表引退宣言に理解示すテベス 「当たり前のこと」とアルゼンチン協会の腐敗を断罪

アルゼンチン協会への批判を強める“兄貴分”

 アルゼンチン代表のリオネル・メッシは、6月26日に行われたコパ・アメリカ・センテナリオ(南米選手権)決勝で、チリに2大会連続でPK戦の末に敗北を喫した後、代表引退を表明した。傷心の天才の代表引退撤回を求める声がサッカー界に溢れるなか、アルゼンチン代表の“兄貴分”はメッシの決断に肯定的な考えを示している。アルゼンチンのスポーツ専門メディア「TyCスポーツ」が報じている。

 マンチェスター・ユナイテッドやユベントスで活躍後、母国の名門ボカ・ジュニアーズで活躍するテベスは、使途不明金などで腐敗の深刻化が伝えられているアルゼンチンサッカー協会(AFA)への批判の姿勢を強めている。

「AFAは完全に腐敗している。レオは選手が背中から傷つけられているのに、AFAが無視していたことを知っていた。彼の立場にみんななってみるんだ。彼は引退した。当たり前のことだ。自分だって、何回か代表にうんざりしたことがあるんだ」

 AFAの腐敗した現状では、メジャートーナメント決勝で3大会連続の敗退を喫して傷心のメッシが引退を決断したとしても、「当たり前のことだ」と言い切っている。

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング