マラドーナが代表引退撤回を求めメッシに電話も華麗に“スルー” 「1日中電話したんだが…」

2010年W杯の“英雄”指揮官が説得に当たろうとするも電話に出ず

 アルゼンチン代表の伝説的英雄、ディエゴ・マラドーナ氏が代表引退を表明したバルセロナ代表FWリオネル・メッシの翻意を求めるために何度も電話したが、華麗にスルーされたことを明らかにした。米テレビ局「FOXスポーツ」で語ったもの。

 A代表での主要国際大会初タイトルを懸けて、コパ・アメリカ・センテナリオ(南米選手権)決勝のチリ戦に臨んだメッシ。0-0のまま迎えたPK戦で1人目のキッカーを務めるも、まさかの失敗によって優勝を逃す一因となり、試合後呆然とするエースは涙を流した。そして2014年ブラジル・ワールドカップ(W杯)、15年南米選手権に続く3大会連続の決勝敗退で傷心のスーパースターは、衝撃の代表引退を発表した。

 2010年南アフリカW杯でアルゼンチン代表監督を務め、メッシを指導したマラドーナ氏は「メッシがいなければ、我々は何も勝てない」とスーパースターを擁護。そして、必死に説得交渉に当たろうとしたという。

「私はメッシに電話したんだ。でも、留守番電話だった。昨日1日中電話したんだが……」

 アルゼンチンの英雄からの電話に出ないほど、メッシは心を閉ざしているようだ。

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング