EURO初戦で劇的弾に救われたフランス 「35.7%」と「21.1%」が示す開催国の苦戦ぶり

開幕戦をデータで検証 相性の良いルーマニアに2-1と勝利したが…

 欧州選手権(EURO)の開幕戦は、開催国フランスが2-1で勝利した。EUROを欧州強豪国の威信をかけた戦いというだけの見方ではなく、2年後に迫った2018年ロシア・ワールドカップ(W杯)に向けた強豪国のデータから、現在の欧州の戦術トレンドを見ていきたい。

 フランスは開幕戦の相手だったルーマニアに、過去10試合で5勝5分と負けていなかった。ルーマニアが最後に勝ったのは1972年4月、2-0で勝利した試合までさかのぼる必要がある。ユーロでの対戦はこれが3回目となるが、1996年の試合ではフランスが1-0で勝利し、2008年はスコアレスドローという結果だった。

 この日の試合はフランス、ルーマニアのフォーメーションはともに4-3-3でスタートした。

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フランス

GK

1 ロリス

DF

19 サニャ

4 ラミ

21 コシエルニー

3 エブラ

MF

15 ポグバ

5 カンテ

14 マテュイディ

FW

7 グリーズマン

9 ジルー

8 パイェ

ルーマニア

GK

12 タタルサヌ

DF

22 サプナル

6 キリケシュ

21 グリゴレ

3 ラツ

MF

10 スタンチウ

5 ホバン

8 ピンティリ

FW

20 ポパ

14 アンドネ

19 スタンク

 

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