アーセナルが非情のレスター”Wエース獲り”浮上! マフレズとも交渉中か

電撃移籍が近づくヴァーディに続き、今季17得点のレフティー獲得も狙う

 イングランド代表FWジェイミー・ヴァーディを獲得することが濃厚となっているアーセナルは、さらにレスターからアルジェリア代表MFリヤド・マフレズまで引き抜く可能性が浮上している。今季前半戦は好調を維持しながら無冠に終わり、来季13シーズンぶりとなるリーグ制覇を目指すアーセナルは、なりふり構わぬ姿勢で大量補強に踏み切ろうとしている。英地元紙「サン」が報じた。

 アーセナルはレスターに対してヴァーディの契約解除金2000万ポンド(約31億円)を支払い、さらに現在の週給8万ポンド(約1240万円)を上回る高額年俸をオファー。電撃移籍は近いと見られている。

 さらにアーセナルはヴァーディだけでなく、17ゴールを挙げたマフレズとの獲得交渉も行っているという。今季リーグ制覇の立役者となった二枚看板を揃ってチームに加えようとしているというのだ。

 レポートによると、マフレズの契約解除金は相当に低く設定されているという。2014年1月にル・アーブルからわずか40万ポンド(約6200万円)で加入したレフティーは、今季PFA年間最優秀選手賞を獲得するなど大ブレイクを遂げた。しかし、スターダムにのし上がった今でもお買い得価格で獲得できるため、アーセナルが獲得に積極的になっている。

 クラウディオ・ラニエリ監督はチームの主力全員の残留を主張していたが、チームの二枚看板であるヴァーディとマフレズを失う可能性が高まっている。世界中を驚きで包んだミラクル・レスターだが、やはりスモールクラブの宿命からは逃れられないのだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング