イタリア代表監督が凋落の悪童バロテッリを一刀両断 「そんな無駄な選手の話なんて…」

コンテ監督が地元ラジオ局でEUROメンバー選考について語る

 ACミランで今季完全なる不発に終わった”悪童”ことFWマリオ・バロテッリが、イタリア代表監督からプロ選手として失格の烙印を押されていることが明らかになった。欧州選手権(EURO)に臨む23名のメンバーを発表したアントニオ・コンテ監督が、イタリア国営放送「RAI」のラジオ番組で語ったもの。

「今回はまだ1回目の選択だが、この後にもう一度選択をしなければいけない。そう、ピッチに誰を立たせるかをこれから2週間で決めなければいけない。最終的にチームに加えない選手を選ぶのは簡単なことではなかった。2年間を一緒に過ごしてきて、人間的にも素晴らしい選手たちだと分かっているからね」

 インタビュー出演したコンテ監督は23名にまで絞り込んだメンバーから、さらに競争の結果としてのスタメン11人を決める作業がこれから残っていると語った。そして大会後の退任が決まっているため、2014年ブラジル・ワールドカップ(W杯)終了後から指揮を執った代表チームでの最後の戦いとなるEUROに向け、23名のメンバーを絞り込むこと自体が精神的な痛みを伴う作業であったと語っている。

 しかし、インタビュアーが前回大会で活躍したバロテッリの名前を出した瞬間に、コンテ監督の語調は厳しくなった。そして、ミランで不発に終わった悪童を、一刀両断に切り捨てている。

 

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