“アジア頂上決戦”へ、浦和の新DFリーダーが挙げるキーワードは「強気なライン設定」

U-23日本代表DF遠藤航がACLラウンド16第2戦のFCソウル戦へ自信

 加入初年度にして早くも浦和レッズのDFリーダーとしての風格を漂わせている男は、敵地での完封を狙っている。24日、浦和はAFCチャンピオンズリーグ(ACL)ラウンド16第2戦のFCソウル戦に向けた前日練習を行い、U-23日本代表DF遠藤航は相手のパワープレー対策にも自信を見せた。

 ホームでの第1戦を1-0の勝利で終えている浦和は、とにかく無失点で終われば勝ち抜けが決定する。遠藤にとって「初めての経験」だという2試合トータル180分のゲームになるが、まずは「考えすぎず、いつも通りやるのが一番良いと思う。1点取ればだいぶアドバンテージを得られるので、先制点はすごく大事になると思うし、後ろはこの前と同様、失点しないことをしっかり頭に入れながらやっていければ良いのかなというイメージ」だと話した。

 FCソウルは、第1戦で1点ビハインドの後半に196センチの長身DFシム・ウヨンを前線に投入し、ロングボールを次々に放り込むパワープレーに打って出た。浦和も途中出場のFWズラタンを下がり目のポジションに置いて対応したが、第2戦でも浦和がトータルでのリードを保ったまま時間が経過すれば、同様の策を打ってくる可能性は十分にある。

 それに対し、遠藤は守備の基本であるアタック&カバーを徹底することで対応することは可能だと自信を見せた。

「第1戦みたいに一人競って誰かがカバーするというのをやっていれば大丈夫なのかなという印象がある。ラインの高さをしっかり保ちながら、蹴られたら下がるとか、そういう細かいことをきっちりできればいいのかなと。真ん中に蹴られるなら真ん中をしっかり固めてサイドに追いやるとか、そういうことが大事になってくる」

 

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