アーセナルが香川同僚の”アシストキング”獲得へ、移籍金38億円を準備か

ムヒタリアンがドルトムントからの契約延長オファーを拒否と、英紙報じる

 日本代表MF香川真司らとともに、ドルトムントで「ファンタスティック4」と呼ばれる攻撃ユニットを組んでいた男が、チームを離れることが濃厚になったという。英紙「デイリー・スター」は、MFヘンリク・ムヒタリアンが契約延長を拒否したと伝え、獲得を狙うアーセナルが移籍金2400万ポンド(約38億円)の予算を準備していると報じている。

 今季のムヒタリアンは、シーズン開幕当初から終盤までコンスタントにレギュラーとしてプレーし、リーグ戦で11ゴールを挙げ、リーグトップの20アシストをマーク。しかし、契約満了が約1年後の2017年6月に迫っているなかで、同紙の記事によればドルトムントからの延長オファーを拒否したという。

 このまま契約延長が合意しなければ、ドルトムントは移籍金を得るためには今夏の移籍市場でムヒタリアンを移籍させるしかない。すでにプレミアリーグの強豪アーセナルとイタリアの絶対王者ユベントスが獲得に乗り出しており、アーセナルは2400万ポンドの移籍金を予算として計上しているという。

 現在27歳とキャリアの絶頂期にあるムヒタリアンが仮に退団となれば、ドルトムントにとっては大きな痛手となることは間違いない。果たして、アルメニア人司令塔は来季新天地を求めることになるのだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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