英雄イブラヒモビッチは「我々の誇り」 PSG会長が本拠地スタンドに名前を刻むと明言

「彼は再びPSGに戻ってくるはずです」

「正直に言いますが、私はスピーチの中で一つだけ忘れてしまったことがありました。我々は彼をトリビュートするために、スタンドに名前を刻むつもりなのです。彼がもたらしてくれたものの価値が大きいからこそ、我々はそれを実行するのに十分だと考えています」

 パルク・デ・プランスは1970年代からPSGが本拠地として使用し始めた由緒あるスタジアムで、約5万人の収容人員を誇る。その聖地に名を刻むとなれば、いちサッカー選手としては異例のことだ。

「我々は少し涙します。それでも我々は我々の生活を続けて、彼は彼の生活を続けていくことになります。そして彼がキャリアを終えようとした時、再びPSGに戻ってくるはずです」

 ケライフィ会長は感慨深そうに語った。イブラヒモビッチにとってPSGでの正真正銘のラストゲームは、22日のカップ戦決勝マルセイユ戦となる。花の都パリが愛した自由奔放なスウェーデン人ストライカーは、最後の試合でもその名を轟かせるに違いない。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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