ドルトムント香川、リーグ最終戦に6試合連続先発も不発 9得点9アシストで終了

トゥヘル体制1年目は24勝6分4敗で2位

 追いつきたいドルトムントは後半開始と同時にDFベンダーに代えてDFギンターを投入。さらに同13分には5試合連続フル出場中だった香川を下げてMFライトナーを送り出した。なかなか決定機を作り出せなかったが、同30分にゴール正面、約20メートルほどの絶好の位置で直接FKを獲得。これをMFロイスが直接叩き込んで、同点に追いついた。

 同39分にはケルンFW大迫勇也も途中出場でピッチに立った。しかし、その後スコアは動かず2-2のままジグナル・イドゥナ・パルクに試合終了のホイッスルが響き渡った。

 ドルトムントはユルゲン・クロップ前監督(現リバプール)が退任して迎えたトーマス・トゥヘル新監督の就任1年目で24勝6分4敗という成績を残した。二桁得点とアシストを目標に掲げていた香川は、この試合は得点に絡めずに終わった。ドルトムントでの通算4季目のシーズンは30試合出場9得点9アシストという成績でリーグ全日程を戦い終えた。香川とドルトムントは5月21日のDFBポカール決勝バイエルン・ミュンヘン戦で今季初タイトルを目指す。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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