辛口な独紙がドルトムント香川にまたも屈服! 「感銘的な序盤」「一流!」

1G1Aでチーム2位タイの高評価 ヘルタ戦に続き「ルールナハリテン」紙が大絶賛

 ドルトムントの日本代表MF香川真司は、30日のヴォルフスブルク戦でトップ下としてリーグ戦4試合連続となる先発フル出場。1得点1アシストの大活躍を見せ、チームを5-1の大勝に導いた。リーグ戦のここ7試合で5得点とシーズン終盤を迎えて絶好調の「小さな魔法使い」だが、香川に対する辛口評価で有名なドイツメディアから「一流!」という賛辞を導き出し、屈服させることに成功した。

 試合序盤は完全なる香川ショーだった。前半7分、左サイドDFシュメルツァーのクロスをファーサイドで待ち構えていたフリーのMFムヒタリアンがボレーで合わせると、強烈なシュートは枠を大きく外れた。だが、そのボールにエリア内にいた香川が瞬間的な反応を見せ、右足で巧みに合わせてゴールネットを揺らした。両手を広げて喜んだ香川の2試合連続、そして今季リーグ戦9点目でドルトムントが幸先良く先制した。

 さらに2分後には、エリアの手前でクリアボールを拾った香川がボールキープから相手最終ライン裏へスルーパスを送ると、これを受けたFWラモスが確実に決めてリードを広げた。

 こうした活躍を受けて、これまで香川に対して再三激辛レビューを続けてきた地元紙「ルールナハリヒテン」が、4月20日のDFBポカール準決勝ヘルタ・ベルリン戦に続いて、またもや”小さな魔法使い”に屈服した。採点記事では「カガワ、トップフォーム、オーバメヤンはレバンドフスキを追走」との見出しで特集している。

 

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