チチャリートが抱くファン・ハールへの感謝 昨夏に非情な戦力外通告も「彼は成功できる」

今季ブンデスで25試合16ゴール チームは深刻なゴール欠乏症も輝きを放つ

 レバークーゼンのメキシコ代表FWチチャリートことハビエル・エルナンデスが、昨夏に戦力外通告を受けたマンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督にエールを送っている。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。

 チチャリートは今季開幕後に、ファン・ハール監督から戦力外通告を受けてユナイテッドを去り、レバークーゼンに加入。ここまでブンデスリーガで25試合16ゴールを記録し、11月、12月、1月と3カ月連続でブンデスの月間最優秀選手に選出されている。一方、ユナイテッドは今季リーグ戦通算40ゴールで、トップ10のクラブではストーク・シティの37得点に続いて、2番目に得点数が少ないという深刻なゴール欠乏症に苦しんでいる。これはチーム史上で最低の数字だという。

「正直、彼は本当にいい監督だ。世界のすべての監督のように自分のやり方がある。新たなサー・アレックス・ファーガソンを見つけることはこの先、50年、いや100年間も無理だよ。彼はユニークだからね。特別なんだ」

 チチャリートの才能を見出した伝説の名将ファーガソン氏については「特別」と言い切り、比較は困難としながらも、オランダ人指揮官は優秀だと指摘している。

 

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